理学部関連施設等の紹介

往復動式ヘリウムガス液化機と500リットル液体ヘリウムタンク
サイエンスプロムナード
理学部では、他学部と協力して理学系総合研究棟1、2階にサイエンスプロムナードを展開しています。一般社会人や中・高校生を対象として、千葉大学理工系での研究活動に関連した自然科学に少しでも馴染んでもらおうと教職員で企画したものです。科学を芸術と五感に訴えて体感してもらおうと、全国の大学で始めてのミニ科学館としての試みでもあります。教官の手作りの工夫がたくさん入っております。現在、数学のモンスター群、計算機とジャンケン、物理化学の超臨界流体を見る、物理の磁場と電流の不思議、ファラデー電磁誘導の不思議、原子が作るピラミッド、宇宙のシミュレーション、フーコー振り子、物理工学の流れる粉、液体モーター、ホログラフィーの世界、生物学の彼岸花の多様、地球科学の活断層、脳認知科学のハダカデバネズミの行動、などが展示公開されています。
開館時間:月〜金 10:00-18:00、土 12:00-16:00、日曜祭日閉館

理学系総合研究棟玄関に配置されたサイエンスプロムナード
3Dシアター
理学部には大画面を用いた3次元立体視が可能な3Dシアターがある。このシアターには映画館並みの大画面スクリーンと音響設備が備えられており、通常の映像でも高い臨場感を得ることができる。さらに、専用眼鏡を使用する事で、高性能グラフィックワークステーション生成された画像を3次元立体視する事ができ、バーチャルリアリティの研究や、様々な自然現象の3次元シミュレーションの解析に利用されている。現在は、天体観測データを用いた銀河系の構造解析、天体からのジェットの噴出過程、様々な形状の電流回路による磁力線の構造、空気抵抗を考慮したボールの運動等の研究・教育に利用されている。

3Dシアターで立体視をしている院生
先進科学センター
千葉大学では平成10年度から、才能ある生徒が高等学校2年を修了した段階で大学に入学することを可能にする先進科学プログラム(いわゆる「飛び入学」)を実施し、現在、理学部・工学部・文学部で「飛び入学生」を受け入れています。特に理学部物理学科では、先進科学プログラム「物理学コース」を設け、物理学の分野において特に優れた能力や資質を持つ者に早期に大学教育を受ける機会を提供することを通して、独創的な研究の推進を支える活力を持ち、国際的に活躍する広い視野と柔軟な思考力を備えた人材を育成することを目指しています。
先進科学センターは、この先進科学プログラム(現在、下記に示す全4コース)における入学者の選考や入学後の教育を円滑に行う責任を持っています。また早期高等教育の効果的な実施のために高等学校の先生方とも連携しながら、教育の目的・内容・方法の調査研究も行っています。本センターには、教授2名・助教1名の専任教員のほか、若手を中心に特任教員が5名配置され、国際的に高い水準の研究を展開しながら、教育・運営に携わっています。一方、理学部、工学部、文学部を中心として全学の多くの教員もこれらの教育・運営に協力しています。
本センターでは、飛び入学生を主に対象として、専門コースの進んだ教育を行う「先進科学セミナー」などの少人数セミナー、大学内外の著名な講師による先端的な「オムニバスセミナー」、夏休み期間に海外に出かけての「先進海外研修英語」、各種個別指導などを実施しています。理学部2号館2階にある先進科学センター内には専任教員の研究室、セミナー室、学生自習室、会議室、同1号館には高等学校の先生方が利用できる実験工房などが設置され、高校生を交えた講演会、講習会などにも活用されています。
先進科学プログラムでは、平成10年度から物理学コース、平成15年度からフロンティアテクノロジーコース(FTコース)、平成17年度から人間探求コース、平成21年度から物理化学コース、というように、時代の要請に応じて分野を拡大させています。本センターは、これら各分野を越えたさまざまな活動を支える核であり、その役割はより重要になりつつあります。
詳しくは、先進科学センターのHPをご覧ください。

先進科学セミナーの風景