私の所属する研究室は以下です:
千葉大学 素粒子論研究室(
意欲あふれる大学院生を募集中です.)
ゲージ場の量子論入門 ― 質量ギャップとクォーク閉じ込めの解決に向けて ―,臨時別冊・数理科学SGCライブラリ 45,サイエンス社として2006年1月17日刊行;
読者サービス:
付録(2006年1月版),
正誤表(準備中)
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拙著「ゲージ場の量子論入門」に対する御意見,御感想,御要望等は,メールアドレス book1@kondo.sakura.ne.jp (スパム・メール対策のため@を全角にしてあります) にお送りください.
メールには目を通し,取り入れるべきものは,正誤表(現在準備中)として
定期的にホームページに公開する予定です.
ただし,個々のメールに対しては,原則的に,お返事は差し上げませんことを,ご了承ください.
また,訂正(検証)に時間を要する場合などは,必ずしも直ぐに正誤表に反映できるとは
限りませんので,この点もご了承ください.
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現在のテーマ: 強結合している場の量子論の研究。
- 閉じ込め(クォーク,グルーオン)
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量子色力学によるクォークの閉じ込めの解明に関する研究。 現在の素粒子論では、物質を構成する根源的な粒子は「クォーク」と「レプトン」 であり、その間に働く力は4種類に、つまり、電磁気力、強い力、弱い力と重力に分 類できると考えられています。このうち、強い力を記述する理論が量子色力学です。 「クォーク閉じ込め」の問題とは、クォークはいつもカラーの異なる3つのクォーク の組み合わせか、クォークと反クォークの対という形でしか観測されていない、つまり、クォークはハドロンの中に閉じ込めれていて、未だかって、単独で観測されたことは無いのはなぜかという疑問です。クォークは物質の究極的構成要素と考えられていながら、それを直接観測した人はいないのです。 この問題は、30年近く世界中の理論物理学者が取り組んでいるにもかかわらず、いまだに未解決の超難問です。
- 結び目としてのグルーボール
:原子は,電子と,陽子・中性子を要素とする原子核から成っていますが,その陽子・中性子は素粒子ではなく,クォーク3個から作られています。しかし,クォークは,電子とは違い,直接観測されていません。原理的に観測不可能とさえ考えられています。実際,クォークは,スピンのほかにもカラーと呼ばれる自由度を持ちますが,いつもカラーの異なる3つのクォークか,クォークと反クォークの対のように常にカラー無色の組み合わせでしか観測されません。この「クォークの閉じ込め」を,量子色力学(クォーク間に働く強い力をグルーオンの媒介で記述する理論)で説明することは,理論物理学における未解決の超難問です。ひとつの説明は,グルーオンが自分自身と相互作用して,真空を双対超伝導にしてしまうためです。実は,グルーオンもカラーを持つため閉じ込められていますが,それからできるカラー無色のグルーボールは観測にかかるはずです。グルーオンの閉じた紐が結び目を作ってグルーボールとなり,その質量スペクトルを結び目の位相不変量で記述する可能性も閉じ込めとの関係で研究しています。
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