低温寒剤は不適切・不注意な取り扱いによって重大な事故が起こる可能性があります。 実際、学外では酸欠による死亡事故、容器の爆発事故等が起きており、 これらは低温寒剤に関する基礎知識の不足が原因と考えられます。 低温寒剤の製造、貯蔵、供給は「高圧ガス保安法」に基づいて行われており、 同法では、低温寒剤の利用者に対し保安教育を行うことが義務づけられています。 このため、本学における低温寒剤の適切な利用並びに事故の防止等を図るため 毎年年度始めに保安教育講習会を開催しております。
 
〈 オンライン開催 〉
オンデマンド型講習の利便性を鑑みてMoodleによるリモート講習会としています。
受講対象 職員、大学院生、学部4年生等で高圧ガス・低温寒剤を使用する者
特に新規に低温寒剤を利用する学生・職員の皆様は必ず受講をお願いします。
受講方法 @ Moodleにログイン
  A 右側にある「コースを検索する」検索枠に "低温" と入力して検索
  B 「2025-低温寒剤講習会」を選択
  C "私を登録" を選び、登録キーは "teion" を入力
  D 講習を受講し、確認テストを受けて送信(受講記録とします)
講習内容 (1) 低温寒剤の物理的性質と取り扱いに関する注意について
理学研究院 深澤英人
  (2) 高圧ガス・低温寒剤の取り扱い規則と安全確保
理学研究院 音賢一
  (3) 西千葉地区の液体窒素汲み出し手順
理学部極低温室 吉本佐紀
受講期間 7月31日までのできるだけ早い時期に受講を完了してください。
 
〈 対面開催時の実績 〉
※2020年度以降はオンライン開催となりました。対面開催当時の資料を引き続き掲載しています。
実施場所 千葉大学西千葉地区 けやき会館大ホール、工学部第一会議室
実施日 2019年4月23日、5月14日
対象者 西千葉地区の教員、大学院生、学部4年生で液体窒素、液体ヘリウム等の低温寒剤利用者
参加者数 4/23:131名、5/14:144名
所要時間 約1時間
 
「液体窒素利用の手引き」
液体窒素を利用される方は各自一部所持の上、熟読してください。また各研究室での保安教育にお役立て下さい。
 
危険防止啓発ポスター/ステッカー
寒剤の安全利用を啓発するため危険防止ポスターを用意いたしました。各研究室での保安教育にお役立て下さい。