| 講師 | 久徳 浩太郎 ⽒/Koutarou Kyutoku (千葉⼤学) |
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| タイトル | 重力波による宇宙物理と素粒子・原子核物理 |
| 日時 | 4月22日(水) 14:00 - 15:00 |
| 場所 | 理学部2号館 3階 物理会議室 |
| 概要 |
宇宙物理はそれ自身としての意義に加え、原子核物理や素粒子物理の実験場となりうる。例えばブラックホールや中性子星などの強重力天体からなる連星は重力波の波源であり、同時に中性子星からは電磁波も放射され、多粒子天文学の対象として注目されている。重力波によって例えば中性子星の性質を決める核物質の状態方程式や、さらに将来的にはハドロンクォーク転移などを探り、極限環境でのQCDの性質に迫れる可能性がある。さらにブラックホール形成に至る恒星進化や、中性子星から放出される物質による元素合成では、未だ解明されていない原子核の性質が重要になる。また、放出される物質の組成や合成される元素にはニュートリノ輸送が大きく影響し、中性子星のような高密度環境では物質効果だけでなくニュートリノ自身の相互作用によるニュートリノ振動も影響しうる。この講演では講演者の研究を交えつつ、素粒子・原子核・宇宙の興味を広く集めうる話題を(かなりインフォーマルに)提供する。 |
| 問合せ先 | 北原 鉄平/Teppei Kitahara |