講師 | 酒井忠勝氏 (茨城大学) |
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タイトル | Holographic QCDによるハドロン物理の解析 |
日時 | 2009年3月9日(月) 13:00-16:00 |
場所 | 理学系総合研究棟1号館(理学部1号館) 405号室 |
連絡先 | 千葉大学素粒子論研究室 043-290-3908 |
概要 | QCDの解析手法の一つとして近年注目されているのがholographic QCDである。これは, 弦理論におけるAdS/CFT対応に触発されて考え出された立場であり, ゲージ理論の強結合現象を取り扱うのに非常に有効な道具立てを提供すると考えられている。今回の講演では, holographic QCDが弦理論からいかに定式化されるか議論した後, このモデルによりハドロン物理がいかに理解されるかを, 最近我々が行った仕事に関する内容も交えながら紹介したい。 |