基礎物理学特別講義IV (Advanced Lecture on Fundamental Physics IV)
講師 |
藤森俊明先生(慶應義塾大学, 助教) Dr. Toshiaki Fujimori (Keio University, Assistant Professor) |
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タイトル | Resurgence theory in Quantum Mechanics and Quantum Field Theory |
日程 | 1日目 : 2018.11.29. (Thu) 10:30--18:00 2日目 : 2018.11.30. (Fri) 10:30--18:00 |
場所 | Seminar room No. 405, 4th floor, Fac. of Science building No.1 |
概要 |
量子力学および場の量子論において摂動・非摂動効果を結び付けるリサージェンス理論ついて講義する。 |
備考 | The main parts of this lecture will be given in English. |
目標 |
場の量子論の摂動級数展開は一般には収束しない漸近級数を与えるが、それを意味付けるボレル総和法、および それに伴う不定性について議論する。 経路積分を複素数領域に拡張するアプローチの一つであるLefschetz thimble法に基いて、複素バイオン解などの複素鞍点解の非摂動的寄与を導出し、リサージェンス構造、つまり摂動・非摂動間の不定性の相殺の構造を確認する。 非線形シグマ模型、QCDやリノーマロン問題への応用に関する最近の研究や課題について議論する。 |
内容 |
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キーワード | resurgence, perturbative/non-perturbative relation, Borel resummation, Lefschetz thimble, complex saddle points, renormalon |
Reference |
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