研究成果 Production (Papers)

Main Papers (selected)

Proceedings(国際会議録)などは省略します。

賞罰 Award

  1. 日本物理学会第6回(2012年度)若手奨励賞「領域3」研究課題「低次元量子磁性体における多極子及びカイラル秩序とそのダイナミクスの理論研究」
    日本物理学会若手奨励賞ページ

邦文解説記事 Japanese articles (selected)

  • 佐藤:Youtube上でのスピンネマテイック液体相におけるスピンゼーベック効果の解説 新学術領域「量子液晶」の取組みの一部
  • 佐藤:周期駆動非平衡量子系の理論の入門 第66回物性若手夏の学校集中ゼミノート(2021年) 物性研究電子版
    フロッケ・エンジニアリングの理論の基本的な内容を解説している。具体的で現実的なレーザー駆動固体結晶系にフロッケ理論を応用した例を幾つか解説している。
  • 佐藤、高吉、岡:レーザー駆動超高速スピントロニクスとフロケ・エンジニアリング 日本物理学会誌2017年11月号解説記事
    物理学者向けにフロケ・エンジニアリングとその考え方を応用して得られた我々のレーザー誘起超高速磁性制御現象の予言(レーザー誘起磁化、スパイラル秩序、スピン流、トポロジカルスピン液体)について解説している。訂正:(3)式の両辺にある時刻Tは任意の時刻tに読み替えてください。
  • 藤田、佐藤:光渦レーザーによる磁性制御の展望  固体物理2018年9月号
    光渦レーザーを用いたトポロジカル磁気欠陥(スキルミオンなど)の高速生成方法について固体物性系の専門家を意識して詳細に解説している。
  • 佐藤、金賀:「キタエフ磁性体における非線形光学応答とフロッケ・エンジニアリング」 固体物理2022年特集号11月号
    電気磁気結合をもつキタエフ模型にTHzレーザーを照射した際の非線形光学現象の理論成果について詳しく解説している。 量子スピン液体と光物性科学の境界領域を開拓しようという理論的試みである。
  • 佐藤、藤田:光渦レーザーによる磁性体ナノ構造の超高速制御法についての理論的提案 第88回レーザー加工学会講演会論文集2017年
    光渦レーザーを用いたトポロジカル磁気欠陥(スキルミオンなど)の高速生成方法やスピンカイラリティの生成方法について詳細に解説している。
  • 佐藤:レーザー駆動超高速スピントロニクスに向けた理論研究 第147回微小光研究会2018年
    フロケ理論とその応用、光渦レーザーによる磁気欠陥高速生成、などについて出来る限り数式を除いて解説している。
  • 佐藤、藤田:光渦レーザーによる超高速ナノスピン構造制御 光学第47巻第4号p.162
    光渦による高速磁性制御法の提案についてコンパクトに解説している。
  • 佐藤:磁性体における多彩なレーザー駆動高速物性制御法の提案 日本磁気学会第227回研究会資料
    最近5年程度の本研究室のレーザー誘起非線形・非平衡現象の理論研究について簡潔にまとめている。「フロケ・エンジニアリング」「光渦ビームの応用」「スピン流版太陽電池」「磁性体の高次高調波発生」についての解説を含む。本研究室の最近の研究紹介としても読んでいただける。元々研究会資料なので、参考文献は網羅的でなく我々の成果に偏っている。
  • 池田、佐藤:散逸量子系のフロケ・エンジニアリングについての記事@Academist Journal
    池田氏との共同研究成果「散逸量子系のフロケ・エンジニアリングの理論」について、非専門家の方々も意識して、簡潔かつ簡単に解説している。
  • 佐藤、引原、桃井:磁気多極子液体相における核磁気共鳴の理論 特定領域「フラストレーションが創る新しい物性」ニュースレター2011年Vol.12
    直接検出が難しいスピンネマティック相関やより高次のスピン多極子相関をNMRを用いて検出する方法について簡潔に解説している。


    英文解説記事

    研究助成及び参加プロジェクト Research Funding

    • 科研費:基盤(B)「スピンナノチューブの異常量子現象の理論的・計算科学的研究」分担者 (2005年度-2007年度) 代表:坂井徹

      直接経費総額6,300千円


    • CREST:「量子スピン系ナノ分子磁性体の創製」分担者 (2005年4月-2007年5月) 代表:山下正廣

      総額不明


    • 科研費:基盤(B)「スピンナノチューブの異常量子現象の理論的・計算科学的研究」連携研究者 (2008年度-2010年度) 代表:坂井徹

      直接経費総額13,300千円


    • 基礎科学特別研究員研究費 (2009年度ー2010年度)

      1,000千円×2年


    • 科研費:若手研究(B)「磁気多極子秩序相及びスピン液体相の理論的特徴付けと実験検出方法の提案」代表 (2009年度ー2011年度)

      直接経費総額3,200千円


    • 科研費:特定領域「フラストレーションが創る新しい物性」

      公募班「低次元フラストレート系におけるカイラル及び多極子秩序とその動的観測量」分担者 (2010年度ー2011年度)

      直接経費総額1,800千円


    • 科研費:基盤(B)「強相関電子系における動的電気磁気効果の理論研究」連携研究者 (2013年度-2015 年度) 代表:古川信夫

      直接経費総額6 ,100千円


    • 科研費:若手(B)「量子磁性体・誘電体におけるレーザー誘起非平衡定常状態の理論研究」代表 (2014年度-2016年度)

      直接経費総額3,100千円 (研究員の制度上、2015年5月に辞退)


    • 科研費:新学術領域「ナノスピン変換科学」

      公募研究「円偏光電磁波と超音波による磁性体中の角運動量の量子的制御についての理論研究」代表 (2015年度-2016年度)

      (研究員の制度上、2015年5月に辞退)


    • 科研費:基盤(A)「ベクトル電場波形整形パルスによる時間反転対称性の破れた量子系の生成と制御」分担者 (2015年度-2017年度) 代表:三沢和彦

      直接経費総額33,000千円 (研究員の制度上、2015年度は連携研究者)


    • ERATO:「齋藤スピン量子整流プロジェクト」 代表:齋藤英治

      2015年度:ERATO研究員 2016年度:ERATOの協力研究者


    • 科研費:新学術領域「ナノスピン変換科学」

      公募研究「スピノン・トリプロン・マグノン分子による熱的スピン流生成についての微視的理論研究」代表 (2017年度-2018年度)

      直接経費総額2,000千円


    • 科研費:基盤(C)「レーザー駆動型超高速スピントロニクスの量子的理論研究」代表 (2017年度-2019年度)

      直接経費総額3,400千円


    • 新学術領域研究(研究領域提案型)「量子液晶の物性科学」のC01班「量子液晶の理論構築」分担者 (2019年度-2023年度)

      直接経費総額125,400千円(予定)


    • 科研費:基盤(B)「強結合ハイブリッド開放量子系における創発量子化現象」分担者 (2020年度-2022年度)  代表:野村健太郎

      直接経費総額13,500千円


    • 学術変革領域研究(A)キラル光物質科学公募班「光渦による超伝導体と磁性体のキラル渦生成ダイナミクスについての基盤理論構築」代表者 (2023年度-2024年度) 

      直接経費総額4,000千円


    公的活動

    • 日本物理学会における活動

      日本物理学会領域11運営委員(2009年5月-2010年4月)

      日本物理学会領域3運営委員(2012年5月-2013年4月)

      日本物理学会新著紹介小委員会委員(2017年5月-2019年4月)


    • 学術論文誌レフェリーの活動

      Physical Review articles (Physical Review X, Physical Review Letters, Physical Review Research, Physical Review A, and Physical Review B)

      Communications Physics

      Quantum

      Optical Express

      Scientific Reports

      New Journal of Physics

      Journal of the Physical Society of Japan

      Progress of Theoretical and Experimental Physics

      Journal of Statistical Mechanics

      Journal of Physics: Condensed Matter

      Physical Chemistry Chemical Physics

      Applied Physics Express

      Several kinds of Proceedings of international conferences

      (Journal of Physics: Conference Series, Physica E, Journal of the Physical Society of Japan Supplement, etc.)

      電子情報通信学会和文論文誌

      日本物理学会誌解説記事